一人暮らしの防災、何から始める?お金をかけずに最低限そろえるもの

はじめての防災

「防災対策をしなきゃ」と思っていても、いざ調べてみると必要なものが多すぎて、何から始めればいいのか分からなくなりませんか?
防災リュック、非常食、水、簡易トイレ、モバイルバッテリー、ラジオ、ランタン……。

全部そろえようとすると、思っていた以上にお金がかかります。
通販サイトでお気に入りだけして、そっと閉じる。
私はこれよくやっちゃうんですよ。

一人暮らしだと収納スペースも限られているので、
「防災グッズを大量に買って部屋を狭くしたくない」という気持ちもあります。
クローゼットにしまっておくけど、これ避難時に持ち出せないのでは?とかね。

そこで今回は、防災にあまりお金をかけられない一人暮らしの人が、まず用意しておきたいものを考えてみました。

まずは、

①水
②食料
③トイレ
④明かり
⑤スマートフォンの充電手段

この5つを優先して準備するところから始めるのがおすすめです。


防災対策は「全部そろえる」必要はない

防災について調べると、必要なものがたくさん出てきます。
でも、すべてを一度に購入しようとするとかなりの出費になります。
しかも、災害はいつ起こるか分かりません。

「防災のために今月3万円使う」というのが難しい人も多いはずです。
そういう方はぜひ最後まで見てください。
私自身も、防災用品だけに一度に大きなお金をかけるのは現実的ではないと感じています。
特に今は物価高で、出費を抑えたい人も多いはず。

だからこそ、まず考えたいのが、
「今の予算で、本当に困るものから備える」
という方法です。

防災用品には専用品もありますが、普段から使っているものを備蓄として活用できる場合もあります。
一度に完璧を目指すのではなく、少しずつ増やしていけば大丈夫です。


まず用意したいもの① 水

最初に考えたいのが水です。
災害が起きると、断水によって飲み水を確保できなくなる可能性があります。
そのため、防災対策では水の備蓄を優先したいところです。

ただし、一人暮らしの部屋で大量の水を保管するのは意外と大変。
ペットボトルの水は重いですし、収納スペースも必要です。
そのため、

  • 少しずつ買い足す
  • 普段飲む水を多めに購入しておく
  • 賞味期限を確認して入れ替える

など、無理のない方法で備えていきます。
所謂、ローリングストックですね。

「防災用の水を特別に買わなければ」と考えるより、
普段から飲む水を少し多めに持っておくほうが続けやすいと思います。


まず用意したいもの② 食料

次に必要なのが食料です。
ここでも、最初から高価な非常食セットを購入する必要はありません。
例えば普段から食べている、

  • レトルト食品
  • パックご飯
  • 缶詰
  • カップ麺
  • 乾麺
  • インスタントスープ
  • お菓子

なども、備蓄として活用できます。

ポイントは、「非常食専用にする」のではなく、普段食べながら少し多めに持っておくこと。
これなら賞味期限が近づいても無駄になりにくくなります。

私はこの「ローリングストック」を、できるだけ取り入れていきたいと思っています。
ただし、食品によっては調理に水やお湯が必要だったり、電気やガスが必要だったりします。
「これなら災害時にも食べられるか?」という視点で選ぶことも大切です。


まず用意したいもの③ 携帯トイレ・簡易トイレ

個人的に、食料と同じくらい早めに備えておきたいと思っているのがトイレです。
なんなら食料より必須では?
災害時には断水や排水設備の被害などによって、普段のトイレが使えなくなる可能性があります。

食料は多少我慢できますが、トイレはそういうわけにはいきません。
しかも、一人暮らしの場合は、
「家族がいるから何とかなる」
という状況ではありません。

そのため、非常用トイレはできるだけ早い段階で準備しておきたいものの一つです。
防災専用品はもちろん、商品によっては複数回分がセットになっているものもあります。
購入するときは、

  • 何回分入っているか
  • 使用方法が分かりやすいか
  • 処理袋が付属しているか
  • 消臭性能
  • 保管しやすい大きさか
  • 使用期限・保存期間

などを確認しておくと安心です。

「水や食料より先にトイレ?」と思うかもしれませんが、私はかなり優先度の高いものだと考えています。


まず用意したいもの④ 明かり

停電したときのために、ライトも用意しておきたいものです。
スマートフォンのライトでも明るくできますが、災害時にはスマートフォンの充電をできるだけ温存したいところ。

そのため、スマートフォンとは別に使えるライトがあると安心です。
例えば、

  • 懐中電灯
  • LEDランタン
  • ヘッドライト

など。

一人暮らしなら、特に「停電した夜にトイレへ行けるか」という視点で考えてみると分かりやすいと思います。

ベッドから玄関までの動線や、ブレーカー周辺など、停電時に暗くなる場所を一度確認してみるのもおすすめです。


まず用意したいもの⑤ スマートフォンの充電手段

災害時、スマートフォンは連絡手段だけではなく、情報収集にも使います。
そのため、電池切れを防ぐための準備もしておきたいところです。
まずは、

モバイルバッテリー

から始めるのが現実的だと思います。
いきなり高価なポータブル電源を購入する必要はありません。

普段からスマートフォンの充電に使えるモバイルバッテリーを1つ用意しておけば、日常生活でも使えます。
ただし、モバイルバッテリー自体も充電されていなければ使えません。

「防災用品として買ったけど、いざというときに電池が空だった」

ということにならないよう、定期的に残量を確認する習慣も必要です。


じゃあ、最初にいくら使えばいい?

ここまで紹介したものを、いきなり全部そろえる必要はありません。
例えば最初の目標を、

まず 3,000円

と決めてもいいと思います。
3,000円なら、

  • 水
  • 普段食べられる食品
  • 非常用トイレ
  • ライト

など、優先順位の高いものから少しずつ揃えられます。

その後、

次の 5,000円

で不足しているものを追加。
さらに余裕ができたら、

1万円

まで備えを増やす。
このように段階的に考えれば、「防災用品を全部買わなければ」というプレッシャーも少なくなります。


家にあるものも一度確認してみる

防災用品を買う前に、家の中を確認してみるのもおすすめです。

例えば、

  • リュック
  • タオル
  • ゴミ袋
  • ラップ
  • ウェットティッシュ
  • 乾電池
  • モバイルバッテリー
  • カセットコンロ
  • 生理用品
  • 常備している衛生用品

など。

すでに持っているものがあれば、わざわざ防災用として買い直す必要はありません。
「買うもの」と「家にあるもの」を分けるだけでも、必要な出費は減らせます。


一人暮らしだからこそ、先に考えておきたいこと

一人暮らしの場合、災害が起きたときに誰かがすぐ助けに来てくれるとは限りません。
だからといって、何でも一人で完璧に備える必要があるわけでもありません。
大切なのは、

「自分が困りそうなことを先に想像しておく」

ことだと思います。例えば、

「停電したら真っ暗になる」
「断水したらトイレが使えないかもしれない」
「スマホの電池がなくなったら困る」
「お風呂に入れなくなったらどうしよう」
「避難所で着替える場所はある?」

など。

こうやって考えていくと、自分に必要な防災用品が少しずつ見えてきます。


まとめ:防災は「できるところから」でいい

防災というと、たくさんの非常食や高価な防災セットを用意するイメージがあるかもしれません。
でも、最初から完璧にそろえる必要はありません。
まずは、

水・食料・トイレ・明かり・充電手段

の5つを優先して考えてみましょう。
そして、

「買わなくても家にあるもの」

を確認する。
そのうえで、足りないものを少しずつ買い足していけばいいと思います。
防災は、一度に全部完成させるものではなく、普段の生活の中で少しずつ整えていくもの。

私も、実際に購入した防災用品を使ったり、非常食を食べたりしながら、

「これは本当に必要だった?」
「買ってよかった?」
「正直いらなかった?」

というところまで含めて記録していきたいと思います。
「防災にあまりお金をかけられないけれど、できるだけ困らないようにしたい」
そんな人の参考になればうれしいです。

ただ、「時間がないから、とりあえず1人分のセットになっているものを購入して、足していく」のもありだと思っています。


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